ボードゲームの盤面

将棋は、以下の様に盤面をテキストに起こすことができます。

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▢▢▢▢歩▢▢▢▢
▢▢▢▢▢▢▢▢▢
▢▢▢▢王▢▢▢▢
(駒の向きは考えません。向きを変えたかったら別の文字を使ってください)

 

他のボードゲームでは、盤面が六角形を敷き詰めた形(ヘックス)になっているものも多くあります。
これも以下の様にテキストで表すことが可能です。

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それぞれのマスは四角ですが、全てのマスが平等に他の6マスと接しているため、ヘックスとみなすことが可能です。

 

しかしボードゲームの盤面は他の形もあります。

私がテキスト化しようと考えていたのは、こんなの

f:id:syaik:20171218213237p:plain
(ちなみに再現しようとしていたのは台湾の流轉大地というボードゲームですが、他にもこの形の盤面は見たことはあります)

どうにかテキスト化できないか四苦八苦していたのですが、「特定のマスを無いものと見なす」という形で再現することに成功しました。
何言ってるか分からないと思うので、実際に盤面を作りながら説明します。

 

f:id:syaik:20171218213316p:plain

左の盤面を右で再現することにして、まず赤い2マスを対応させます。

左盤面の赤マスはどちらも別の2マスと隣接していますが、その4マスそれぞれは隣接していません。
これを四角盤面上に表すと、こうなります。

f:id:syaik:20171218213342p:plain

三角盤面上の赤マスはもうどこのマスにも隣接していないため、四角盤面上で赤マスと隣接しているマスは存在しないものとします。

f:id:syaik:20171218213401p:plain

三角盤面上で青と黄色に挟まれているマスも確定します。

f:id:syaik:20171218213413p:plain

三角盤面上で黄色のマスに隣接するマスがありますが、四角盤面上で黄色の下のマスは使えないので、右のマスが対応します。

f:id:syaik:20171218213426p:plain

三角盤面上で、緑と紫に同時に隣接するマスは黄色以外に存在しないので、四角盤面上の間にあるマスが使用不能になります。

f:id:syaik:20171218213447p:plain

なんだか形が見えてきた気がしませんでしょうか。
以降、このような操作を繰り返していくと完成です。
見やすいように色数を減らしたものがこちら

f:id:syaik:20171218213655p:plain


おー、なんかかっこいい。
というわけで、これからはメールとかでも流轉大地が遊べちゃうわけです。


「磯野ー、流轉大地やろうぜー

   黄白      
   黄緑黄青    
  黄白 白白黄青  
  黄青白黄 黄白白緑
 青黄 白緑白青 黄黄
 白白黄緑 白黄緑白 
白青 白白黄緑 黄黄 
黄黄白黄 黄白緑黄  
  白青青白 白白  
    黄黄白緑   
      白黄   

最初は白9な」

「全然わかんねえ」


今後の展望
もっといろいろ考えてたんですが塗り絵で疲れちゃいました。
とりあえず今回の三角盤面はヘックス上では再現できません。
逆に、正三角形充填盤面は四角盤面でダメでヘックス上ならできます。
その他の形の盤面はそのうち。